シャトー・ラフィット・ロートシルト | ルイ15世の寵妃ポンパドール夫人が、ひいきにした「王のワイン」

概要

ラフィット・ロートシルトは、1855年のメドック格付け1級の筆頭に位置づけられ、ボルドーで最も有名なシャトーです。エレガントで小ぶりでシンプルなラベルとともに、その名は富や格式、歴史、敬意の象徴となっています。

ジャック・ド・セギュールは1670年代から80年代にかけて、がブドウ畑を広げるとともに、ワインの生産を本格化させました。ジャックの相続人アレキサンドルは1695年にシャトー・ラトゥールを相続した女性と結婚し、息子のセギュール侯爵ニコラ・アレキサンドルをもうけました。
ラフィット、ラトゥール、カロン・セギュールなどの広大なブドウ畑を相続したセギュール侯爵は、ワインの生産技術の改良に力を注ぎました。さらにヨーロッパ各国の上流階級へ販路を広げ、「葡萄園の王子」とあだ名されるようになりました。
革命後さまざまな経緯を経て、パリのロスチャイルド家が1868年に競売に出されていたシャトー・ラフィットを競り落としました。以来140年余りロスチャイルド家が所有しており、現在はドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社(DBR社)として運営しています。

ボイヤック村北端のサン・テステーフとの境界に位置する100haのブドウ畑は石灰質を主とする砂利質のテロワール(土壌)で、メドックでも最上と目されています。カベルネソーヴィニョンが多く植えられ、選別プロセスは厳しく、収穫の60%以上を除外することもあります。すべて樫の新樽を使って醸造され、優雅で気品溢れる「思慮深き王子」のようなワインが年間およそ25万本が瓶詰めされています。1990年代半ばからは力強さを志向するようになりました。端正な造りは引き継ぎつつも、濃密で肌理細かく、現代的な雰囲気があります。

商品詳細情報

原産国
フランス
地方
ボルドー
地区
メドック地区 ポイヤック
格付け
メドック地区 第1級
タイプ
赤ワイン
ブドウ品種
カベルネ・ソーヴィヨン70%
メルロー25%
カベルネフラン3%
プティヴェルド2%
豆知識

ロマネ・コンティ畑の争奪戦に負けたルイ15世の寵妃ポンパドール夫人が、ブルゴーニュワインのかわりにひいきにしていたのがこのラフィットです。フランス貴族の間で名声を博し、王室御用達ワインとなり「王のワイン」の名誉称号まで得たとされています。

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